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2008年12月21日 (日)

牧口常三郎全人的師 4

同様に、サミュエル・ボウルズとハーバート・ギンタスも,その著作「アメリカ資本主義と学校教育」でこう結論している。「学校は、近代的な企業のヒエラルキー(階級階層)構造の中で、人々が文句を言わずに、人々を社会化することによって、彼らが成人して仕事に就いた際の規則に備えさせるている」アメリカ有数の教育史家で哲学者のロン・ミラーも,アメリカ社会でのこうした経済部門と教育部門の共生的な関係を,歴史的な観点から同様に位置づけている。

一方、"産業主義に適合する教育"の在り方への反対論者の一人が,19世紀後半から20世紀中期にかけて活動した牧口常三郎であった。牧口は、母国日本で小学校の教師と校長を30年あまり勤め、その間、ジョン・テューイをはじめとする同時代人や,それ以前のフレーベル、ヘルバルト、ペスタロッチ等の反対論者を参考にしながら、独自の、より自然で、人間的、かつ全人的な教授法・学習法を作り出した。

牧口の教育哲学および効果的な教育法への提案は,7つの重要な原則に要約することができる。
人道的競争

現実に根ざしていること
地球環境との交流

学習者の住む地域社会こそ学習の場であり、学習科目(カリキュラム)

幸福こそが学校教育の目的

自己実現と社会的目標の実現のための労働と価値創造

自律的な活動としての学習

聖教新聞より

知盛怛彌

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